「失敗しない採用面接」。面接って、何回やっても緊張するもの…。そんな緊張を少しでも解消するために、事前準備をしっかり行いましょう。

美容業界でも見られる「マナー」。美容師・理容師もお客様を相手にするサービス業ですので、「人としての印象」はとても重要。マナーでつまずいてしまうと、面接でどんなにいいことを言っても意味がありません。ここでは守っていただきたいことを3つお教えします。

1：面接時間に遅れるのは問題外！(でも早すぎてもダメ！)
何があるかわからないので、遅くても面接開始の15分前には面接場所の近くに待機しておくこと。ただ、面接場所に行くのは5分前くらいに留めておきましょう。早く行き過ぎても迷惑になることがあるからです。遅れるのは絶対ダメ！ですが早すぎるのもダメなんです。

2：面接先にそぐわない服装は避けて。
面接って、どんな服装で行けばいいのか迷いますよね。無難にリクルートスーツ、という手もありますが、美容師・理容師というお仕事の特性上、「スタイリッシュさ」を求められる職場もありますので、普段の出勤時の服装でも問題ないケースもあります。職場によっては、奇抜な服装・ネイル・カラーなども、時にNGとなりえますので、面接先の特長に合わせて、常識の範囲内でチョイスしましょう。(ちなみに、迷ったら聞いてしまう、というのも手です。)

3：社会人として常識的な振る舞いを。
面接開始前後の「〇〇と申します。本日はよろしくお願いいたします。」「ありがとうございました。」などのお礼や、座った時の姿勢、身振り手振りなどは、しっかり見られています。きちんとした姿勢で臨みましょう。自分が気づかないようなクセがあったりすることもあるので、心配な方は動画を撮って確認したり、友達や家族に見てもらったりしてもいいかもしれませんね。

当たり前ですが、履歴書に嘘を書いたり、事実を誇張して記載したりするのはご法度です。事実を、ていねいな字で記載したものを準備しましょう。また、専門学校の卒年月や現職の入社年月など、嘘を書くつもりがなくても間違って記載してしまいがちなので、履歴書に記載する前に確認してメモを取っておくと安心です。写真の添付漏れも注意。「手書きか印刷か」は迷う方も多いですが、パソコンで入力したものを印刷して持参しても、失礼にはあたりません。

履歴書に沿って、明るく、はっきりとした口調でお話しましょう。自己紹介は自分をアピールする場面ですが、その内容が面接先に「刺さる」内容になるように心がけてください。例えば、中高年の女性が多い職場であれば、「年上の女性ともすぐ打ち解けられるのが自慢です。」など、「この人がウチのサロンに来たらいいな」と面接官に思わせるような内容がベストです。事前の情報収集で得た職場情報と照らし合わせながら考えましょう。

転職する理由は、必ずしもポジティブな理由ばかりではないですが、前職の悪口やネガティブなことだけを話すと、「この人はウチのサロンに来てもネガティブなことばかり言うかもしれない…」などと面接官に誤解され、場合によっては悪い印象を与えてしまいます。ネガティブな理由で転職をすることになったとしても、そのネガティブ経験にどう対処してきたか、そこから何を学んだのか、次はどうするのか、など、ポジティブワードに変換して伝えるように心がけてください。

ポイント⑤ 志望動機は「具体的に！」

「過去→現在」の自分のキャリアを振り返り、そこからつなげて、「未来＝その職場」で働く理由を具体的にすることが重要です。「理念に共感し、ひとりでも多くのお客様をきれいにしたい」など、一見するといい志望動機のように思えますが、具体性に欠け、面接官の目には「考えていないな」とか、「それはウチのサロンじゃなくてもいいんじゃないか」と映ってしまいがちです。「過去〇〇をやってきて、現在〇〇を得意としています。ですから、この強みを生かして将来は〇〇を目指したいと考え、それがこのサロンだと実現できると思い志望しました。」など、より具体的に話をできるよう準備しましょう。(ココは第3回「失敗しない志望動機の作り編」で詳しく解説します！)

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いかがでしたでしょうか。自信を持って面接に臨めそうですか？
「ちょっと難しそう…」「これでいいか誰か教えて！」そんなときは、「ビューティミライ」のキャリアアドバイザーにお気軽にご相談ください。履歴書の添削も喜んでやらせていただきます！